はじめに
「最近、新しいバンドをぜんぜん追えていない」——そんな人に向けて、今まさに注目を集めている新世代バンドを5組まとめて紹介する。
2025年はバンドシーンが再び盛り上がった一年だった。ソロアーティストやシンガーソングライターが席巻してきた近年のJ-POPシーンに、再びバンドの波が押し寄せてきている。フェスやSNSを起点にじわじわと人気を広げ、今まさに次のステージへ駆け上がろうとしているバンドたちを、ここで一気にチェックしてほしい。

① Chevon(シェボン)——横浜アリーナへ駆け上がる新世代の星
2021年結成の4人組バンド。ジェンダーレスで幅広い音域を歌いこなすボーカル・谷絹茉優の存在感が圧倒的で、2024年末の『FNS歌謡祭』出演をきっかけに一気に知名度が爆発した。
2025年には東京スカパラダイスオーケストラとのコラボや、UNISON SQUARE GARDENとの対バンツアーを経験。そして2026年にはメジャーデビューを果たし、ワンマンツアーのファイナル会場はなんと横浜アリーナに決定している。
【まず聴くべき曲】
“Circus Funk(feat. Chevon)”(香取慎吾との共演曲)
【こんな人におすすめ】
独特の声質と、ポップとロックが混ざり合ったサウンドが好きな人に。

② kurayamisaka(クラヤミサカ)——音楽関係者が選ぶ「2026年バズる」1位
音楽関係者254人へのアンケートをもとにバズりそうなアーティストを選ぶ恒例企画「今年コレがバズるぞ!2026」で、見事1位に輝いたのがkurayamisakaだ。
ダークで耽美な世界観と、中毒性の高いメロディラインが特徴。じわじわとSNSで話題を広げており、音楽好きの間では「知る人ぞ知る存在」から「次のブレイクバンド」へと確実に格上げされている。
【こんな人におすすめ】
少し影のある、個性的な世界観を持つバンドが好きな人に。

③ Aooo(アオー)——ボカロ世代が生んだ最強の4人組
元・赤い公園の石野理子(Vo)、YOASOBIのサポートでも知られるやまもとひかる(Ba)、ボカロP出身のすりぃ(Gt)とツミキ(Dr)という、豪華すぎる経歴を持つ4人組。2024年10月にメジャーデビューを果たした。
バンドサウンドにボカロ的な感性を融合させた独自のスタイルが話題で、2025年は多数のフェスに出演。12月には東京ガーデンシアターでのワンマンも成功させ、2026年もツアーとアルバムリリースが決定している。
【こんな人におすすめ】
YOASOBIや赤い公園が好きな人、ボカロ文化に親しみがある人に。

④ Billyrrom(ビリーロム)——アジアを席巻するネオソウルバンド
2020年結成の6人組で、国内のみならずアジア圏でも急速に人気を拡大している注目株。台湾・マレーシアのアーティストとのコラボや、台北でのワンマンライブなど、海外展開がめざましい。
ネオソウル・アシッドジャズを軸に、R&BやJ-POPの要素を融合したサウンドが魅力。2026年には国内外7都市を回る初のアジアツアーも決定しており、今後の動向から目が離せない。
【こんな人におすすめ】
Suchmos世代が好きな人、グルーヴ感のある洗練されたサウンドが好きな人に。

⑤ 徒然書簡(つれづれしょかん)——文学×音楽、唯一無二の世界観
「文学的+芸術的+パワフル」という言葉がぴったりな、個性派バンド。楽曲ごとに世界観をガラリと変える振り幅の広さと、細部へのこだわりが光る。マニアックになりすぎず、キャッチーさも兼ね備えているのが強みだ。
音楽ファンの間では「最注目の一組」として名前が挙がることが多く、これから一気に広がりそうな予感漂うバンドだ。
【こんな人におすすめ】
ヨルシカや文学的な歌詞が好きな人、他のバンドとは一味違う音楽体験を求めている人に。
まとめ——あなたはどのバンドから聴く?
今回紹介した5組を改めて整理するとこうなる。
・ポップとロックの融合が好きなら → Chevon
・ダークで個性的な世界観が好きなら → kurayamisaka
・ボカロ世代のバンドサウンドを聴きたいなら → Aooo
・洗練されたグルーヴ感が好きなら → Billyrrom
・文学×音楽の世界観が好きなら → 徒然書簡
どのバンドも、今がまさに「知っておくべきタイミング」だ。メジャーになる前から追いかけていたバンドが大きなステージへ駆け上がっていく瞬間を、一緒に目撃してみてほしい。


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